物置の導入記録 -前編- 「基礎」から作る組立式物置の設置方法

会社の新たな「ゴミステーション」として使う目的で物置を設置しました。

 

「買ってきて設置すれば終了!」と簡単に考えていましたが、いざ作業を始めると恐ろしく手間が掛かることが判明。

 

 

 

 

今回はそれにまつわるお話です。

 

 

 

 

 

必要最低限のゴミステーション

 

お話の中心となる舞台はコチラ。

弊社の向かって左端にある「ゴミステーション」と呼ばれているエリア。

 

 

ひっそりとたたずむ扉の向こう側には「約2畳」ほどのスペースがあります。

ゴミを捨てるだけならば充分な収納容量と思われますが、それは個人宅にのみ通じるお話。

 

 

 

 

会社のゴミだとこんな感じ ↓

「部屋ん中ぁ、パンパンだぜ!」

 

と、言わんばかり容量ギリギリまでゴミが積み上げられています。

 

※見苦しい部分があるため一部モザイクをかけました。

 

 

 

 

現時点での問題点

 

ひとつの場所に「一般ゴミ」と「資源ゴミ(紙類)」混在しているため、一度ステーションから出して分別。

 

その後、

①「一般ゴミ」→車に積んで処理場へ。

②「資源ゴミ」→元あった場所(ゴミステーション)へ戻す。

 

 

という非生産的な作業が発生しており、毎回「なんとかならないものか?」と考えていました。

 

 

 

 

 

ゴミステーションを増やそう!

 

そんな問題点をスルッと解決するため「物置」を新しく設置することが決定。

 

必要な大きさを考えて、コスパの良い種類を探します。

 

 

 

最終的に選んだ物置がコチラ↓

イナバ物置き シンプリーMJX-179E

 

 

 

現実的な設置場所として、一番適切な場所は、花壇(という名の無法地帯)が鎮座するエリア。

 

 

寸法を測ってみるとサイズの関係上、花壇の一部が邪魔になることが判明。

 

 

サブクエストとして花壇を1/3ほど壊す作業が新たに追加されました。

 

(´-`).oO(あれ?なんか雲行きがあやしくなってきたぞ・・・)

 

 

作業の流れをまとめると下記の通り。

 

① 花壇の不必要なエリア(1/3ほど)を粉砕。

② 引っこ抜いた草木を移植。

③若干「傾斜」が付いているため、モルタルを盛って水平の基礎を作る。

④物置を組立て → 設置。

 

 

の行程に限りない時間を取られそうな予感がしてゲンナリしました。

 

 

「設置するだけの簡単なお仕事です」

 

と思っていただけに、この展開は予想外。

 

いったいどれ程の時間が掛かるのやら・・・

 

 

 

花壇の解体作業

 

とりあえず目の前の障害を取り除くことから始めます。

 

仕事(デザイン業務)が落ち着いた夕方(16時〜)から作業服に着替えて作業開始。

 

 

必要な植物をスコップで丁寧に掘り起こすと同時に雑草を間引いていきます。

 

 

いつ誰が植えたのか?見当もつかないナゾの植物を大量に発掘しながら、

 

 

「造園用のスコップ」を使ってガンガン縦穴を掘り、

 

 

新たな大地にサッと移植。

 

これを繰り返すこと数時間。

慣れない肉体労働と、摘んでも抜いても無くならない植物群に疲弊しながら作業を続けます。

 

 

 

 

 

ギャンギャン震える削岩作業

 

 

 

普段はマウスとキーボードを扱う両手に「削岩機」を構えて、

 

 

レッツ削岩(SA KU ★ GAN)!!

 

 

 

レンガの部分はガチンコの強度を誇るため、脆い繋ぎ目(コンクリート)の部分を狙って少しずつ砕いていきます。

 

 

作業を開始して1時間が経過。

物置の設置に必要なスペースが確保できました。

 

 

 

花壇のラスボス

 

体力をゴリゴリ削りながらも、なんとか順調に事が進んで行ったのも束の間・・・

最後に残しておいた「南天の木」に手をかけ、渾身の力で抜こうするも驚くほどにビクともしません。

見た目は細い枝の集合体なので「簡単に抜けるだろう」と油断していましたが 本当に抜けません。

 

 

縦横無尽に張り巡らされた根っこを断ち切り、複雑に絡んだ土に流水をぶつけて取り払うこと数十分・・・

 

 

それでも カブ 南天は抜けません。

 

 

 

 

 

縦に引っ張っても、横に倒しても全然抜ける気配がなく、大人がテコを利用して揺らしても全然余裕の表情・・・。

そのタフネスぶりには感動すら覚えました。

 

 

 

こうなったら木の根元を1本ずつ切っていくしかないか・・・

と、腹をくくった瞬間ある事に気付きました。

 

(´-`).oO( あれ?・・・これって・・・ ロープ? )

 

 

注意して裏側を観察すると・・・

 

一見細く見えるものの、やたら頑丈なロープで固定されています。

 

「こんな頼りないヒモを切るだけで簡単に倒れるかよw」

 

そう思っていた時期がありました。

 

 

 

手際よくハサミを使ってロープをカット。

メッチャあっさりと倒れました \(^o^)/

 

なんと言うか・・・ あんなに苦労したのにこうもアッサリと・・・。

 

いつの間にか情が移ってしまったのか、複雑な気持ちになりました。

 

 

 

 

(´-`).oO( 安らかに眠れ・・・)

 

 

 

 

 

 

ゴスゴス叩いて地盤固め

 

草木を撤去して更地となった地面に、鋼鉄製の「地固めハンマー」を振り下ろし「これでもか!」と叩いていきます。

 

 

 

?(´Д`)  ??(´Д`)「あれは何をしてるんだろう?」

 

と、興味を持って近付いてきた社員数名を捕まえて・・・

 

勢いにまかせて   強制労働    お手伝いしてもらいました。

 

 

  運悪く捕まったデザイナーのミムラさん  

デザイン専任といえど、容赦なくLet’s 労働!

 

 

 

そうこうしているうちに物置が到着。

 

大きさもさることながら、パーツ点数に驚きました。

仮置きするにも場所を取るため、作業のスピードを上げるべく予定を前倒しして作業に没頭します。

 

 

 

一番大事な基礎工事

 

いざ物置を建てるターンに移ったものの、設置場所の地面は水はけを良くするため微妙な傾斜があり、

 

 

モルタルを盛って角度を付け、水平にしていく作業が必要となりました。

 

 

 

 

〜 翌日 〜

 

雲ひとつ無い快晴。

この手の作業は天気との戦いのため、出社直後に作業着へ着替えて工事を開始しました。

手始めにブロックを置いて様子を伺います。

 

 

やはり微妙な傾斜がある模様・・・

 

 

 

木材を間に挟み、水平機を使って「水平」の状態を計測。

「水糸(蛍光色の糸)」をピンと貼り、ブロック塀を合わせるガイドを作ります。

 

 

水に強いチョークでブロック塀が収まる枠をマーキング。

 

 

ここで登場「ドライモルタル」

 

一般的に「セメント」「モルタル」「コンクリート」と呼ばれるものは、全て同一のものであり、

「セメント」「つなぎ剤」との解釈をしていれば大丈夫なようです。

 

・【モルタル】=「セメント」を混ぜたもの。

・【コンクリート】=「セメント」砂や砂利(じゃりを混ぜたもの。

 

「つなぎ剤」砂、砂利の配合率が異なり、名称こそ違えど基本的には同じ属性です。

 

 

 

今回は2~3cmの高さが欲しいだけなので「モルタル」を使ってブロック塀に傾斜させるための基礎を作成。

 

 

 

大工さんに借りた「トロ舟」と呼ばれるプラスチック製の箱にモルタルを注ぎ、規定量の水を加えて混ぜていきます。

 

見た目の淡泊さとは裏腹に、練り合わせる作業は体力が必要で、数分かき混ぜるだけで汗だくになりました。

 

 

モルタルを盛る箇所に水を打つことで地面に対し、より強固に接着させることができます。

 

 

 

(´-`).oO( このまま安定した天気が続くといいなぁ) と祈りながら振り返ると・・・

早朝から続く暑苦しい活気に興味を持った社員がお手伝いのため集まってきました。

 

2名とも「デザイナー」のためスタミナ面での期待は持てませんが、「モルタル塗り」をすることで個々のデザイン能力が向上しないかなぁ・・・

といったワケの分からない期待も込め、後編に続きます。