関節に安寧を!「パーマネントマットバーニッシュ」を使用して“ボールジョイント”を渋らせる方法

前回に引き続き「フィギュアの緩んだ関節」に渋みを取り戻す方法 (ボールジョイント) のご紹介。

何度も叫びたくなるネーミング

今回も主役はこの方↓

 _人人人人人人人人人人人人人人人_
 >パーマネントマットバーニッシュ!
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商品名が必殺技っぽくやたらと中二病心を刺激するので、使う毎に脳内で繰り返し叫んでます。

名前を直訳すると、

パーマネント マット バーニッシュ

「Permanent Matte Varnish」

Permanent =永続する、半永久的な、耐久の

Matte =艶消し

Varnish =ニス(うわ薬)

日本語名:「耐久性のある艶消しニス」

直訳すると一気に画材感が強調されてしまい、現実に戻された感が満載で

「うはっ!なんかカッコ良い名前w」と盛り上がっていた自分が急に恥ずかしくなりました。

冷静に見ると日本語名も表記されてます↓

うん、これでは全然トキめかない。

今回の被験者

前置きが長くなりました。

被験者(人じゃないけど後々人型になる) はこのネズミ

目が真っ赤に染まり狂気すら漂う風貌が非常にロックです。

画像処理で瞳を黒くしてみました。

サイズ感といい、無駄に気合いの入った造形といい、遠目で見ればドキッとしてしまう逸品です。

前回ご紹介したサイの上に乗っけてみる。

(´-`).oO(対比が・・・)

では人型に変形させて関節を増やしてみましょう。

 RATTRAP  Transform   ・・・変身!

 物をぶちまけろっ!/ (^o^)\

相変わらずスプラッターな変形行程を経て人型になりました。

支えている手を離すと・・・

こんな状態に。

週末の繁華街でよく見かける光景っぽくて親近感が湧きます。

ボールジョイントの仕組み

今回のテーマとなる「ボールジョイント」↓

先端が球体(ボール)状に突起してるパーツに、

受け皿となるパーツを被せることで関節に幅広い可動域を実現。

非常に自由度の高い可動範囲から、フィギュアのみならず様々なところで目にすることがあります。

基本的にプラスチックの弾性で渋みを付けているだけなので、経年劣化による緩みは避けて通れません。

ボールジョイントへのメンテナンス

インジェクターを使用してパーマネントマットバーニッシュを関節部へ注入。

少量垂らしただけで瞬時に ジョイント奥へと吸い込まれていきます。

受け皿タプタプになるまで注入。

すぐに関節を動かしてボールジョイント全体に馴染ませて、

ぐりんぐりんと上下/左右と可能な可動域で動かします。

あまり長く行うと乾燥し始めた液体が粒状になるため30秒ほどでOK

股関節以外にボールジョイントが使用されている箇所にも注入。

ついでに気になる関節にもチュルっと。

余りに余った液体(120ml)を消費するため 惜しみなく使っていきます。

経過の確認

【 翌 日 】

動かすとゴム状に固まったパーマネ(略)の粉がボロボロと発生。

少し動かしただけでゴム状に固まったカスがこぼれていきます。

相変わらず注入した中身全部がこぼれ出したのか?と心配になりました。

「関節内部にどれくらい残ってるのか?」気になって確認したところ、

産毛ほどの量しか残っていません。

凸部に至ってはツルツルでした。処理前と変わらない状態にしばし絶句。

「薄い皮膜が貼られて関節を渋らせる」というよりは、「細かいゴムの粒が関節に渋みをつける」感じです。

施術前後を比較

カッチリとした関節が蘇り、補助なしでも直立できました。

前日からの二日酔いから開放され、晴れ晴れとした雰囲気が伝わってきます。

片足を持って処置後の関節をチェック。

渋みがしっかりと効いています。

ハイキックも余裕。

前回同様プラスチックを侵すことなく関節の渋みを取り戻せる方法としては手軽かつ最適な方法でした。

唯一の問題は相変わらずこの量・・・ 年内では確実に使い切れません。

 _人人人人人人人人人人人人人_
 > やっぱり大量に残ってる! 
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