捻って終わりではもの足りない(シフトカー改造:スイッチング部分の簡略化)

| 0件のコメント

 

今回はLEDを埋め込む際に手間のかかるスイッチング部分を簡略化してみようといろいろ考えてみました。

※1. ネタ的にアレですが企業のブログです。
※2. すべての作業は業務時間外にて行われています。
※3. 経費は無論個人持ちです

title_shift_rec

 

今回は「シフトフッキングレッカー」を使用。

劇中で登場してから造形的にドストライクだったのでDX版の発売を楽しみにしてましたが、ガチャ版と食版版のみの発売のようですね・・・残念です。

P1290685P1290686 P1290688
とりあえず無改造状態で撮影。

P1290704
以前ご紹介したピン抜き行程を経て連結部分を分解。
(去年末から改造のために大量のシフトカーを分解しているので、バラす作業速度が笑えるほど洗練されてきました・・・)

P1290694P1290695
スイッチング改造を施す際、今回のレッカーは形状的な問題で過去記事でご紹介した「真鍮芯を埋め込む改造方法」では設置場所の確保が難しく面積も狭いため少々やっかいなご様子。

 

 

P1290921P1290918
いろいろ考えてみた結果、アルミテープを5mm幅に切り取り、

P1290920
4〜5cmくらいの銅線を4本用意します。

P1290922 P1290923
赤い丸の箇所にドリルで穴を空けて、

P1290924 P1290925
こんな感じで銅線を通します。

P1290926 P1290927
そしてアルミテープを銅線の上から被せるように貼り付けて不要な箇所をカッター等で切り取って調整。

P1290928
反対側から見るとこんな感じ。

P1290929
反対側は回転した際に通電するようにアルミテープを貼り付けて、干渉部分以外を除去します。

P1290935P1290936
今回は前後にLEDを1つずつ埋め込むので反対側も写真のように作成。

P1290941
仮組みしてちゃんと通電しているかのチェック。

P1290943P1290944P1290945
いつものように簡易電池BOXを作成。

今回はさらに+αの改造に挑戦してみました。
P1290957P1290958
小さいネジを用意して写真のようにシフトブレスへの連結部に埋め込んでアルミテープをレール状に貼り付けます。


P1290959P1290960 P1290961
左右に分割されたレール状のアルミシールをネジで通電させています。

こうすることで “捻る”→“レバーを上げる”→“発光” となるハズ・・・ と仮説を立てて組み上げます。

P1290962
とりあえず捻ったのみの状態では発光していません。

P1290963
レバーを上げた状態で初めて発光!! とりあえず成功のようです。

P1290964P1290965P1290966P1290967
いつもより若干複雑化した配線なのとレッカーの形状が特殊なためクリアランスがギリギリです。
干渉箇所を削っていく作業に一番時間を取られました。

P1290968
捻るだけでは発光せず、

P1290969P1290970
レバーを入れて発光! これで劇中のようにシフトブレスに差し込んでレバー入れ→発光! になる・・・ハズ。

P1290971P1290972P1290973P1290974
前後に埋め込んだLEDの発光が想像していた以上に綺麗です。

 

〜 後 日 談 〜

P1300013P1300014 P1300015P1300016
結局レバー部分のスイッチは除去しました・・・ (結局いつものように捻って発光するタイプに・・・)

理由はシフトレバーを上げた際に一瞬しか発光しなかったので・・・

「パッ」と1秒ほど発光して即座に消灯。 連続して上げ下げすればそれなりに光ることは確認できましたが、これではあまりにお粗末です。 光を数秒維持するためにコンデンサーを仕込む等の処置を施す必要があるようですね。

また連結部分のアルミシールの厚みが災いしてクリック感がゆるくなるのも難点でした。作業的には簡単に終わるのですが、結局のところいつものように真鍮を埋め込んでやる方法が安定だということが判明しただけでも良しとしましょう。

コメントを残す