凍える朝の凍結対策 -水道管の凍結防止と断熱対策-

凍える冬の朝にありがちな「水道管の凍結」。

手間は掛かりますが、ホームセンターで事足りる範囲で対策してみました。

 

冬の朝の風物詩

 

冬の寒さも本格的になり、頬を伝う冷たい風に身を縮める1月某日。

普段は足を踏み入れない「会社の裏側」にて頭を抱えていました。

 

悩みの種は毎年この時期になると起こる“水道管の凍結”。

 

 

 

 

弊社は玄関が「東向き」に面しているので、業務開始の時間にはそれなりに暖かいのですが、

 

 

社屋の裏側は「西側」となるため、建物の影の影響で非常に寒い状態がお昼近くまで続きます。

まるで月の裏側のような条件が揃った環境で風を遮る壁も無く、基本的に野ざらしな状態のため排水の溝には氷が張り水道管はキンキンに凍結。

 

出社後しばらく水道が使えないという事態を招きます。

 

 

出社して最初の仕事が「バケツにトイレを流すための水を確保する作業」という生産性のない作業を無くすため行動を起こしました。

 

 

 

 

まずは現場の状態を確認

 

作業を開始する前に現状を把握しておきたかったため、会社の裏側へと向かいました。

 

最低でも「保温チューブ」は巻かれていると予想はできたので、「断熱パネル」の追加など対策を練ります。

 

 

 

 

そして現場に到着。

うぉぅ・・・ マジかよ。

 

事態は予想していた以上に劣悪なものでした。

 

 

 

雨風に晒されてボロボロになった保温チューブ ↑

一部が破けて中身の水道管が見えていました。

 

いったいどのくらいの間こんな状態だったのか・・・

 

 

奥側に見えるもう一方の水道管も同じような状態です。

毎年のように水道管が凍っていた理由がハッキリと判明しましたが、嬉しいんだか悲しいんだか・・・

(´-`).oO(ビジュアル的に心が痛む・・・)

 

とりあえず徹底的な断熱処理を施す方向でプランを決定。

 

熱が冷めないうちにホームセンターへと足を運びます。

 

 

必要な材料の内訳

 

向かった先は水回りの配管エリア。

普段はあまり縁のない材料が所狭しと並んでいます。

 

 

なるべくコストを掛けない方向で素材を厳選。結果的に5千円以内で収まりました。

購入した「保温チューブ」「ビニールテープ(幅広)」「断熱パネル」「プラ段ボール」。

これだけあれば十分な断熱処理が行えます。

 

 

 

 

意外と手間のかかる下準備

 

手始めに「古くなった保温チューブ」を剥がしていきます。

少しの力で引っ張っただけでパラパラと崩れていく様が手付かずだった時間の長さを物語っていました。

 

カッターナイフを使えばさらに綺麗に剥がすことができます。

 

次に「接続用の金具」をレンチで取り外します。

壁に固定されておらず取り払っても問題のない箇所なので躊躇無くガシガシ回します。

 

 

 

 

  折れました /(^o^)\

 

 

 

 

 

 

驚くほど「ボロッ」と簡単に折れてしまいました。

 

 

結局すべての金具が錆の浸食による劣化で折れるという結果に・・・。

そうとう長い時間雨ざらしになっていたと考えられます。

 

 

 

断熱処理を施す

 

 

まずは「保温チューブ」

不必要なものを取り除いて綺麗になった水道管に「保温チューブ」を被せていきます。

隙間無く、なるべくピンッと張った状態で巻いていくのがコツ。

チューブには接着用のテープが備わっているので簡単に作業が進みます。

 

 

5分ほどで包み込む作業が完了。

 

通常ならばこの状態で凍結対策として問題ないと思われますが、今回は“徹底的に”断熱処理を施したいので次のステップへと進みます。

 

 

被せて安心「断熱パネル」

 

カッターナイフで断熱パネルをサックリ切っていきます。

基本的に発泡スチロールなので簡単に切ることが可能。

 

 

5cm厚のパネルを「積層構造」に貼り合わせることで、水道管に収まる形状へと加工していきます。

 

 

 

作業の途中でフィット具合を確認。

「保温チューブ」を巻いた水道管に、

 

断熱パネルを被せます。

 

このままだと“取って付けた感”が強調されまくりなため、次は包み込むカバーを作っていきます。

 

 

 

 

雨風を防ぐ「保護カバー」

雨や風から内部の劣化を防ぎ、外観のフォローを兼ねる保護カバーを制作。

断熱パネルの大きさを測り「プラ段ボール」をカット。

 

 

丁寧に折り曲げて箱状にしていきます。

 

 

断熱材を入れるとこんな感じ。

 

 

 

断熱パネルを被せて隙間を「ビニールテープ(幅広)」で密閉。

 

その上からプラ段ボールで作ったカバーで覆います。

 

ビス打ちして固定。

プラ段ボールに対してネジの頭が貫通してしまう恐れがあるため、「ワッシャー」を噛ませると良い感じで固定できます。

 

 

 

続いてもう一方の水道管にも同じ処理を施します。

断熱パネルを「逆L字」にカット。

 

 

水道管に合わせて確認。

 

「L字」の形状に加工すれば断熱パネルの使用面積を抑えることができましたが、作業が大変&外観が悪くなるため見送りました。

 

 

細い水道管に対して「これでもか!」と言わんばかりの断熱材。

これで凍ることがあれば、さすがに匙を投げようと思います。

 

 

双方の断熱作業が完了。

お風呂の湯沸かし器のような見た目になりました。

 

 

 

作業前/後を比較してみる

 

 

すごく・・・ 守護(まも)られてます・・・

 

 

 

設置して1週間が経過しましたが今のところ水道管の凍結はありません。

大体2月が凍結シーズン本番なのでこれから経過を見守りたいところ・・・。

 

普段は避けて通りたい身を切るような寒い日も今年はなんだか楽しみです。

 

 

 

 

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