デジカメのレンズ内にある埃(ホコリ)を徹底的に取り除く方法

誰もが一度は経験する(?)と思われる「レンズ内部に入り込んだ埃の除去」を試みました。

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事のはじまり

謎の「白ボケ」

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今年に入って登山を繰り返しては風景の写真を撮りまくっていたとある日。

 

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中央に白く曇った箇所(赤い丸で囲った部分)がある写真を見つけました。

(´-`).oO(なにこれ? ・・・おばけ?)

 

 

最初のうちは「光の加減で写り込んだんだろう」とスルーしていたのですが、何枚も同じような写真が出てきたため「砂か埃がレンズに付いたんだろうな」程度で考えていました。

 

 

 

レンズの内部に入ってる?

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早速カメラのレンズをチェックしてみます。

 

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レンズの中央に白い点を確認。

 

ここまでは予想通り。 おそらくこの埃が写り込んだのでしょう。

 

デジカメのレンズに付着した埃は “エアーダスター” “レンズペン” で簡単に取り除けるのでチョロいもんです。

 

さっそくエアーをシュッ、このままレンズを磨いて・・・ 磨い・・・

 

あれ?! Σ(;´Д`) 

 

これってレンズの中に入ってる!?

まさか展開に数秒硬直。

 

基本的にレンズの内部に入り込んでしまった埃は「専門店に持ち込んで分解 → 掃除」の流れとなります。

精密機械の一部なのにどうしてこんな簡単に埃が入ってしまうのか・・・

 

悶々とした気持ちで某カメラ専門店に相談すると「相場としては1万円前後かかる」とのこと。

 

使い始めて丸6年が経過するカメラに1万円の出費は痛いと判断したため、今回は自力でなんとかする方向で対処しようと思います。

 

 

 

自力でなんとかしようと試みる

 

「掃除機」を使ったホコリの除去

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Webでいろいろ調べた結果「掃除機で吸い取る」という力技がもっとも有効なご様子。

 

知った瞬間は「すげえ!」と盲点に対する喜びに満ちていましたが、実際に行うとなると「大丈夫か?」といささか不安の方が大きくなっていくのを感じます。

気が変わらないうちに」と社内で一番吸引力があるサイクロン掃除機を用意しました。

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ノズルを外して

 

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デジカメのレンズを“ズーム最大”の状態にしてノズルへと差し込みます。

(´-`).oO(なにげに凄い構図・・・)

 

 

吸引開始

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        / 吸 引 ! ! \(ポチッとな!)

「デジカメのレンズを掃除機に挿入して吸い込む」

 

普通に生きていればそうそう機会に恵まれることはないであろう出来事に興奮を覚えるも、

 

「レンズがスッポ抜けて吸い込まれるのではないか?」

 

と最悪のケースを思い描き、ビクつきながら5秒ほど経過。

 

 

レンズ部分は吹っ飛ぶ気配も無く、調子に乗って30秒ほど吸引を続けましたが、

“デジカメの先端をノズルに差し込んで掃除機で吸った” 以上の出来事は起こりませんでした。

(もうちょっと・・・こう、予想外の惨事が起こっても個人的によかったと思います)

 

 

吸引後の結果

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ノズルから抜いてレンズを確認。

細かいホコリが吸引され、全体的に小綺麗になったように見えます。

 

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  ・・・って、とれてないじゃーん!

 

サイクロン掃除機の吸引力を持ってしても残り続けた埃。

「これって分解して取り除く以外では無理じゃね?」

 

と弱気になりかけた心にキツイ一撃をお見舞いして次の手段に移ります。

 

 

最後の手段「ラップ」ホールド

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用意するものは「ク○ラップ」(ラップならば銘柄はなんでもOKです)

 

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30〜40cmほど伸ばして

 

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一方をクルッと巻いていきます(赤い点線の箇所)

 

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先ほどと同じように“レンズをズーム状態にした状態”で巻いていきます。

 

 

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ラップをノズル径に合わせて圧縮しながら掃除機の先端へゆっくりと挿入していきます。

 

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初回に比べるとユルユルだった接続部がラップの弾力性でミッチリと噛み合いました。

吸引力がゼロ距離かつ、ほぼ100%の状態でダイレクトに伝わるため、今度こそレンズ部が持って行かれそうな予感。

 

年一番の損害額になる可能性MAXな実験を前に震える指先でスイッチを「ポチッとな」。

 

 

 

再び吸引開始

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        / 再び 吸 引 ! ! \

(掃除機)ゾボボボボッボボボボッッボボーーーーーーーーーッッッッッッ

初回とはまったく別次元の吸引音が起こりました。

 

「中ではとりあえず凄いことが起こってますよッ!」

 

と、ただならぬ異音が轟きます。

 

 

凄まじい吸引効率

 

「どのくらいの吸引力ですか?」と聞かれれば、

ジャバラがどんどん伸縮して、掃除機本体がゆっくりと浮いてしまう程のレベル です。
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事が終わる頃には今度こそレンズ部分は無くなってるな・・・とビクビクしつつスイッチを切ります。

 

 

無事、吸引を終えて

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よかった!レンズは無事だ!

と胸を撫で下ろしつつ埃の所在を確認・・・

 

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       工エエェェ(´д`)ェェエエ工

あれ程の吸引力を持ってしても取れないとかどんだけだよ・・・

ラップを使用しての吸引は確実にデジカメへのダメージが蓄積されてる感がヒシヒシと伝わってきたため、今回の検証はここまでとします。

今回のまとめ

 

結果的に失敗に終わってしまい

 

「1万円の出費か・・・」

 

と想定外の出費に震えていましたが、その後写真を撮ってみると“白いボケ”は一切確認されませんでした。

 

 

埃自体の除去は無理でも撮影に支障のない位置へとズレてくれたのか?

 

結局判らず終いでしたが思わぬ出費が回避できたのは嬉しい限り。

 

 

その後の経過

それから数ヶ月してもう一度「ラップで巻いて吸引」を試してみました。

 

結果は見事成功!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「白い点」を無事除去することが出来ました!

 

行ったことは、

・最初にズームを最大にする

 ↓ ↓ ↓ ↑ ↑ ↑

・掃除機で吸いながらズームを戻す

を繰り返す。

吸引時間は「約30秒」ほど

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

汚れが一切無い綺麗なレンズにホッコリです。

 

 

 

今回行った手順の詳細はコチラで確認できます(海外サイトなので英文です)
How to Clean Digital Camera Lens with a Vacuum Cleaner

 

※後から気付きましたが、「壊れても良いとの前提でやってくれよな!」って書かれてました。

 

 

 

挑戦する際は故障覚悟の上で行っていただけますようお願いします。

 

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