ドメイン凍結時におけるWordPressの移行法

 

諸事情により5月末から6月初旬にかけて

会社のWebサイトのドメイン凍結(事実上使用不可)→ 引っ越し

という、サイトの復旧作業に追われていました。

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通常の企業ではまずありえない大ポカをやらかしてしまったこと、それに伴う復活へ向けての作業が想像以上に半端ない作業量だったためネタ半分、同じトラブルに見舞われた方々の助けになればと思い、ここに記録しておくことにします。

 

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まずドメインを凍結されるとどうなるか?

弊社Webサイト(旧)

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サーバーにはなんのデータも無く404エラーになるならまだしも「Ltd Hong Kong」とか「財布レディース人気」とか胡散臭い中華サイトな単語が羅列され、弊社のイメージダダ下がりです(どうしてこうなった?!)
とりあえず想像していた以上にダメージがでかいことが理解できたので、直ちに新規ドメイン(just-coltd.jp)を取得。
2ヶ月待機して元のドメインを再取得も考えていましたが、こんな詐欺ギリギリテイストなイメージ広告を野放しにすることは許されません。

 

 

 

【復旧までの手順その1】
まずはサイト(ブログ)データのサルベージから。

さくらインターネットから契約初期に発行された仮アカウントとパスワードを用いてサーバーに入ります(ドメインが失効しているだけで実データは無事)
パーミッションに気をつけて(ダウンロードする際に編集不可のデータに変えられる可能性があるので)

 

 

【復旧までの手順その2】
サイトデータは自分が作ったので100%の復旧作業が可能ですが、ブログはそうも行きません。
弊社は“WordPress”をサーバーに直接インストールしているため、問題点が山積みです。
その中でも致命傷レベルの問題点が3点ありましたので順を追って説明します。

問題点1:回帰リンクが旧サイトのアドレスにされている
トップページから画像のリンク先、記事単体レベルで「元へ戻る」「次の記事へ」のリンク先が凍結されたドメイン先になっているはずです。スクリプトを組んで旧サイトアドレスを移行先に置換する方法も考えましたが、ファイル数が大量に在り過ぎて現実味がありません。

【解決策】
さくらインターネットのコントロールパネルにて「アプリケーションの設定」から「データベースの設定」をクリック。
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「管理ツールログイン」をクリックして「phpMyAdmin」に入り変更作業を行います。
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1. ログイン後、(場合によってはログインしたままで行けます)左メニューのWordPress(以下WP)をインストールしているデータベースをクリック。

2.左サイドバーのwp_options(テーブル接頭辞を変更していた場合は○○_+ optionsという名前)のテーブルをクリック。

3. 右側に表示された siteurlを選択して鉛筆マークをクリック。

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4. option_valueのドメインを新しいブログのアドレスに変更して実行。

5. 再度、3からと同様の作業手順で、homeを変更。
上記作業で旧サイトからのリンク問題は改善されます。


 

 

問題点2:画像のアップロードが上手く行かない。
これも旧サーバーの設定が足をひっぱる形になります。

【解決策】

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WordPress(以下WP)の構成ファイルの中のルートにある「wp-config.php」をテキストエディッター等で開き、プログラ
ムの最後列に
define(‘CONCATENATE_SCRIPTS’, false);

と新規に書き加えます(上記タグをコピペで大丈夫です)

これで画像やファイルのアップロード先が新設されたドメインに移行することができます。

 


 

問題点3:統計処理が上手く稼働しない。
統計するためにサーバー移転したはずがこんなことに・・・

【解決策】
WordPress(以下WP)の純正統計は今のところ使用できていません(現在も善案を検討中)
統計プラグインのJetPackを利用する方法で事なきを得ています。
旧ブログにてJetPackを使用していた方は一旦アンインストールします
(この場合すべてのプラグインを一度アンインストールしておいた方が賢明です)

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ブラウザーの履歴やcookie等の情報を完全に削除してからJetPackをインストール。
※残念ながらFireFoxでは統計が稼働せず・・・ 弊社のMac環境下ではChromeとSafariのみ修復完了。
【復旧までの手順その3】
旧サイトから新サイトへの誘導

正直これが一番キツかったです。

ドメインの変更とサイトが移動したことをGoogleに報告する手順ですが

“ドメイン凍結” に限り、これは使えません!

通常ならば.htaccssを使用したり301リダイレクトを使用しての誘導法が常ですが、ドメインが凍結(事実上消滅)している場合は無理でした。
「移転元」の情報ありきの手段のためGoogleアナリティスクのコードも新規に取得するハメに・・・

半年かけてGoogle上位にヒットさせた功績も水の泡・・・

Googleが提唱するオフィシャルの誘導手順も使えないとなるとSEO的に大ダメージです\(^o^)/
2度と同じ轍は踏むことはないと思いましたが、自分の気持ちを落ち着かせる意味も含めて記載しておきます。
長文になりましたが、この記事を読んで少しでも多くの方が移行トラブルから離脱できるよう、心よりお祈りしております。

 

 

 

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