壊れたドアミラーの復活術 -破損したドア(サイド)ミラーの修理方法-

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車のドアミラーを壁にぶつけて破損させてしまいました・・・。

鏡の部分が割れてしまえば諦めも付きますが、今回はカバーのみ破損だったため、自力でなんとか対処することにしました。

破損したのは「カバー」のみ

修理に掛かる費用を知り合いの板金屋さんに聞いてみると「1万〜2万円くらい」はかかるとのこと。

割れたのはカバー(内側)のみ、鏡の部分が無事なのは不幸中の幸いでした。

このレベルならば「パテ」を盛って、黒色のスプレーを拭けば自力でなんとか修理できそうです。

とりあえず1日で(日曜日のうちに)済ませたかったため最低限のレベルで修理を開始しました。

まずは土台作りから

最初に「パテ」を盛るための土台(ベース)作りから。

ドアミラーの空洞部分に詰める素材を用意します。

「水に濡れても大丈夫、錆びない、軽量、安い」と良いことずくめな材料「プラスチック段ボール」を使用。

※ホームセンターで300〜1000円程で手に入ります。

写真のようになるべく隙間を埋めるよう詰めていきます。

これを度台としてパテを盛っていくため、大きな空洞ができないように気をつけてください。

プラ段ボールを詰め終えたら不要なパテの付着を防ぐため、マスキングテープを貼っていきます。

要のパテ盛り作業

今回使用するエポキシパテ。

少々お高いですが、プラスチックに対する食いつきも良く、早く固まる上に肉痩せもしない万能タイプです。

少し余分に盛りながらパテを破損した箇所に付けて行きます。

完全に乾いてしまうとガチガチになって作業がし辛くなるため、完全乾燥時間の半分ほどのタイミングで荒めに削っておきます。

角を順番に落としていき、角丸に成形。

荒削りが終わったら、耐水性の紙ヤスリを使用して表面がツルツルになるまで磨きます。

下準備が大変な塗装作業

黒色のスプレーで塗装する前に、古新聞を使って車体を覆いマスキングします。

ミラー部分の塗装とはいえ車体や窓ガラスに塗料が付着するのはシャレにならないので、隙間無く丁寧に包んでいきます。

スプレーは一般的な「ラッカースプレー(艶消し)」を使用しました。

新聞紙で包まれた車体を眺めると「車を修理してるな〜〜」という気持ちが増し、テンションが上がります。

シューッと薄くスプレーして複数回行うのがコツ。

一度に終わらせようと長い時間吹き付けると塗料が垂れてしまいます。

修理完了後のチェック

塗料が乾くとこんな感じ ↑

近くで見れば粗が目立ちますが遠目で見る分には問題はないかと思います。

お昼に始めて夕方には完成。

ベース色が黒色だったので助かりました。

修理前/後を比較。

とりあえず割れていることさえ隠せれば良いや!という気持ちを優先してスピード重視の作業でした。

(´-`).oO(本当はもっとキレイに直したかった・・・)

研磨作業に時間を掛ければ、近くで見てもわからないレベルの修理が可能。

手間暇は掛かりますが「修理に直すには出費が・・・」と思ってる方にはオススメのDIYです。

後日談

修理から丁度1週間後・・・

狭い道で対向車を避けようとした結果、反対側のドアミラーを 電柱にぶつけてしまい根元から持ってかれました。

さすがに修理する気力も起きず板金屋さんにお願いすることに。

(自力で直した反対側のミラーは「凄い!」とお褒めの言葉を頂きました・・・)

狭い道の走行はくれぐれもお気を付けください。

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