鍵の洗浄 -汚れの除去-

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車の鍵の内蔵電池が切れたので、交換のついでに洗浄をしてみました。

普段はあまり気にすることのないアイテムですが、よ〜く確認すると想像以上に汚れています。

分解して各パーツ毎に適したお掃除方法をご紹介します。

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ざっと確認しただけでもシリコン部分の黄ばみ、金属部分の汚れ、プラスチックの隙間にこびり付いた皮脂汚れ等、結構ガッツリと汚れています。

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可能な限り分解して、明らかに水洗いは難しい箇所以外のパーツをまずぬるま湯に10分ほど浸しておきます。

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付着した汚れが柔らかくなったところで洗剤をシュッ!

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使用した洗剤はコレ。

メガネのレンズに付いた油汚れを除去してくれる洗剤ですが時計の金属ベルト等、皮脂汚れに対して抜群の効果があります。
真面目に主成分に何を使ってんの!?と思うくらいの仕事ぶり

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次は金属部分の汚れ除去。
「ピカール」という金属専用の磨き粉で根気よく磨いていきます。
10円玉を磨くと笑えるくらいピカピカにしてくれる優れモノ

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細かい部分まで入念に磨きます。

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とりあえずプラスチックと金属部分は綺麗になりました。

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続いて機械部分の汚れを落とします。

外気の湿度やズボンポケットにいれておいたりすると汗の湿気等で酸化が起こってしまいます。

電池に接地する箇所などは通電効率が悪くなるので綺麗にする需要はそれなりにあると思います。

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使用するのはこの“接点復活スプレー”。

電子部品の金属の錆びや汚れを効率良く落としてくれます。
値段は800円ほどですが、ひとつあると結構汎用性が高いのであると便利なアイテムです。

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極細ノズルを使用して端子部分に直接吹き付けることも可能ですが、チップ等に当たると気分的に怖いので液を綿棒に吹き付けた上で慎重に汚れた部分を磨きます。

【除去前】

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【除去後】
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酸化した皮膜が除去されて元々の光沢を取り戻しました。

理屈的には通電効率も元に戻ってると思います。

普段なんとなく作業していましたがこうして比較してみると結構綺麗になるものですね。

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今回の洗浄で一番の問題要素はこの“黄ばんだ”シリコン部分。

黄ばみの除去方法は別途手間のかかる作業なので次回に続きます。

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